昨日はキュートワンの誕生日、そして今日は私の誕生日なので完全OFFに。久しぶりに動かない被写体を撮りに近所のお寺へ。アジサイ寺とも呼ばれるこのお寺、見ごろは過ぎていたようで綺麗なまとまりがなかなか見つかりませんでしたが、それでもじっくり時間をかけて撮ったので楽しかったです。
アジサイの撮り方も色々ありますが、少し痛んだ花が目立つ時は一面アジサイの花で埋め尽くされたような正面写真はなかなか撮れないですね。そんな時はどれか形のいいひと房の花を探して撮るのがいいですね。その際正面から撮ると丸い被写体が真ん中にくる日の丸構図の落ち着かない描写になりやすいので、花の後ろに空間がある斜め横くらいから狙うと背景のボケも綺麗に出てメインのお花が一層綺麗に描写できますよ。

その背景もできれば、太い木の幹が写るような角度は避けたいですね。茶色の筋が背景に入ると可愛さが半減してしまいます。空間があり、傘ならない場所に他の花を入れたり、背景は濃淡があってもほぼ緑一色になる場所を探すのがいいでしょうね。そして背景の先に地面が写っているのも魅力が半減しますので、中腰になって花の位置まで目線を下げるようなひと工夫も大切ですね。この時期撮られる方、どうぞファインダー越しにどの位置がお花の魅力を一番表現できるかレンズの向きを色々変えてみるのも楽しいですよ